私たちの研究室では、陸上植物を実験材料として、遺伝学、分子生物学、ゲノム・エピゲノム解析などの手法を用い、「生物はどのように環境を感じ、応答し、生きているのか」という生命現象の仕組みを研究しています。 生物学の究極の目的は「人を知ること」であるとも言われます。しかし、人をはじめとする動物の生命は植物によって支えられています。植物と動物は共通する生命システムを数多く持つ一方で、植物は移動できないという制約の中で、環境変化に適応するための独自の生存戦略を進化させてきました。 私たちは、植物の環境応答、エピジェネティクス、トランスポゾン、植物間コミュニケーションなどをテーマに研究を進めています。植物を材料として研究していますが、その先にある目標は、植物だけでなく動物にも共通する生命現象の普遍的な原理を明らかにすることです。植物の研究を通して、生物全体に共通する生命の仕組みを理解したいと考えています。 研究では、植物の栽培・観察に加え、DNA・RNA解析、次世代シーケンス、遺伝子組換え植物の作製、ゲノム編集、タンパク質解析など、分子生物学・生命科学の幅広い実験技術を身につけることができます。 「植物はなぜこのように生きているのか」「生命の普遍的な仕組みを知りたい」という知的好奇心を持つ方を歓迎します。研究室見学は随時受け付けていますので、興味のある方はお気軽にE-mailでご連絡ください。


